伝える力

●伝える力を培う

「伝える」ために大事なこと。

→まず自分自身がしっかり理解すること。自分が理解していないと相手に伝わらない。

・何かを調べるとき、「学ぼう」「知ろう」という姿勢にとどまらずに、まったく知らない人に説明するにはどうしたらよいかということまで意識すると理解が深まりやすい。

・まずは自分が知らないことを知る、「自分がいかに物事を知らないか」を知ることからスタートする。謙虚に学び、事実に対する畏れを持つことも大切。その姿勢さえ持ち続けていれば、コミュニケーション能力は確実に向上する。

・「聞く耳を持つ」こと。他社の意見に「謙虚である」こと。

→余計なプライドを持っている人は「そこまで」だということ。

・相手の「へぇー」を増やす。→自分の一つのバロメーター。

・自分の予想外のところで受けたときは、自分のプレゼンテーションがなぜうまくいったのか、後で確認しておく。


●相手を惹きつける

「型を崩す」のは型があってこそ

e.g.)新婦を揶揄してはいけない。女性関係を暴露したり、家庭批判もタブー。

→好意と愛情を持ち、「場の空気を読む」という行為を大切にする。

●円滑にコミュニケーションする

爆笑問題の危機管理→言わずもがなのツッコミ。

・自分の会社の社会的存在価値を理解してもらう

→自分の非を認めた上で、自分が責任を取ることを表明する。

・悪口を言う場合は面と向かって言えるレベルにとどめておく。

・叱るのは、あくまでも「一対一」を原則とする。「叱る前に褒める」

・「正しいか正しくないか」とは別に「今、何を言うべきか」を判断する能力が求められる。

●ビジネス文章を書く

演繹法→ある事柄を前提として、具体的な一つの結論を得る推論方法。

帰納法→個別具体的な事例から、一般的な規則を見出そうとする推論方法。

→結論ありきが演繹法、いろいろと情報を集めて結論を構築するのが帰納法。


●文章力をアップさせる

物事を誰かに伝える場合、一人よがりにならないようにするために「もう一人の自分」を持つ。→自分で自分にツッコミを入れる。(直感と論理の融合)


●使わない表現

・「そして」や「それから」→文章が幼稚になりがち。接続詞をなるべく使わない。

・順接の「が」→それまでの文章の内容をこれから否定する。

・「ところで」「さて」→論理の積み重ねの腰を折る原因になる。

・「いずれにしても」「いずれにしましても」→論理に関係なく話を無理にまとめてしまう。

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